時折、遊びに来てくれる友人たちから「モデルルームのよう」と言われることが結構あった我が家(言われる由来はこちらの記事で )
その中でも、特にないことにびっくりされる3大アイテムがこちら。
- テレビ
- 電子レンジ
- 炊飯器
テレビを手放すきっかけになったのは、2011年の東日本大震災。
この時の電力使用量の抑制と被災状況の報道に疲れてしまったのとで、テレビをつけない生活をしてみたら、意外となくても平気というか、ない方がストレスが少なく、空間としては心地いいことに気づいてしまい。
しばらくは、テレビをつけなくても置いておいたんだけど、1年後くらいにテレビとテレビボードを手放した。
2011年は王子たちを迎えたタイミングでもあったので、時計代わり、BGM代わりにテレビをつける暮らしを終えて、彼らの気配と足音と吠え声がBGM代わりに。笑
(今は、YoutubeのBGMチャンネルやピアノソロ曲なんかと彼らの気配がBGM)
テレビがないことで余計な情報に振り回されることも減ったし、気づいたら時間が溶けていたということも減った。
(SNS見てて時間が溶ける、は未だ減らせてないけれど)
加えて、テレビがついていた時は我が家の王子たちの気配が探れなくて、気づいたら盛大な悪戯をしていた…なんてことも多々あって。
これが、テレビ(の音)がないことで比較的気配を察知しやすくなって、被害が広がる前にストップをかけられるようになった。これは狙ってなかったのだけど、よかったことのひとつ。
テレビの次か、テレビ以上にびっくりされるのが電子レンジ。
時短が必要ないくらい時間に余裕があるわけじゃなくて、これは物理的に置き場所の問題で手放したものの筆頭。
一人暮らしを始めた時から、電子レンジは冷蔵庫の上が定位置。
単身者向けの冷蔵庫は、天板に電子レンジを置いても平気なようにそもそも設計されているし。
我が家も長らくそのスタイルだったけれど、単身者向けの冷蔵庫では容量が足りなくなって(容量不足の理由は、王子たちの主食がすべて手作りごはんになり購入する食材量が増えたから)新調した冷蔵庫の高さがわたしの身長より少しだけ高くて。
その冷蔵庫の天板に電子レンジを置くと、出し入れがちょっと大変…どころか、うっかり手を滑らしてひっくり返したら大惨事…になりそうな事態を何回かやらかしたので、電子レンジ撤廃、になった。
ラック置けば?という意見もあるとは思うけれど、我が家のLDK、床面積10畳とそれなりにあるけれど、ドアと掃き出し窓とシステムキッチンの配置から、電子レンジラックを置く場所が微妙&スペースが狭くなるだけと感じたので、あえて持たない方を選択。
不便じゃない?ってよく聞かれるけど、ないならないなりに、レンチンじゃないと加熱できない食品を買わなければ、意外となんとかなる。
オーブン機能もあったから、そこに関してはたまにあるとよかったなあ…と思うこともなくはないけど。
キッチンのレイアウトが変わらない限り、レンジあるいはオーブン購入はないような気がしている。
そして3つ目は、炊飯器。
こちらはないお家もそこそこありそうだけども、我が家も今はない。
元々、当時持っていた炊飯器で炊いたごはんがあまり美味しく感じられなってきたところに、ストウブを使い始めて。ストウブでの炊飯にある程度慣れてきたタイミングで炊飯器も撤廃。
(土鍋も持っていたけど、我が家のキッチンはIHなので土鍋は使えない。なので、土鍋も後に手放し済み)
起床や帰宅に合わせてタイマーかけて炊き上げる、ということはできないけれど、そもそもそういった使い方はしていなかったので問題なし。
炊飯にかかる時間自体も、炊飯器よりストウブで炊く方が短いし。
(2合で蒸らし時間含めて25分くらい)
この3アイテムは元々持っていたけれど、今の家で暮らし始めた最初の5年くらいで手放したもの。
そして、持ってないよって話すとびっくりされるもの。
それ以外だと、来客用の布団セットとか、5客セットのティーカップとか、トイレのカバーとマットとか。
意外と実家にあってあたり前だと思っていたものたちも、今の自分の暮らしに必要か?と問うと、必要なかったりする。
来客用の布団セットも、そもそもとして定期的に泊まりにくるのが出張で出てきた父だったので、定年退職してこちらに来なくなった時点で必要ないし。
セットの食器もあったらあったで使うかなとも思っていたけど(引っ越し祝いやサロンスタート祝いで貰ったりした)テイストが違った時点で使わないし。
手放すまでには時間がかかったり、勇気がいったりもするんだけど、
「今の暮らしに必要ないかも(なくても平気かも)」
「好みのテイストが変わってしまった」
と思ったら、えいやっと手放すようにしている。
ミニマリストであれ、と言うわけではなくて、より自分が心地いい方向へ家の中の物も選択できるていけるといいのかなと思ったりする。